外壁は膨れやクラックが発生していたので、パテやコーキング材で補修したのち塗装します。木部と玄関ドアは古い塗膜を念入りに削り落し(ケレン)、塗料を染み込ませるようにたっぷり塗布して艶やかに塗り上げました。
まずは高圧洗浄から。軒裏から始まり、壁、屋根と進んでいきます。土や苔などで汚れてしまっていましたが、綺麗に洗います。たとえ築二年ほどであろうが、条件がそろえば苔が生えてきてしまいます。大体塗装は6年~10年くらいの目安なので、それを考えると苔はどうしても生えてしまっていますね……。
いくら大掃除をしていても、足場がないと素人は洗うことは出来ませんし、職人が塗装をするための下準備なので、盛大にしてもらいましょう。ただでさえ滑りやすい瓦も、雨によって倍滑りやすいです。なかなか怖いですが、しっかりと洗浄します。
木部のケレンや玄関ドアをケレンします。サンダーでのケレンで玄関ドアの上膜を剥がす作業をしています。ケレンは普段は手動で行う事が多いのですが、こういった機械を使うこともあります(サンダーケレンの様子/動画は鉄部の物です)。木部の方は金ベラで弱った塗膜を剥がし、その後近くの天井をマジックロンを使い目荒らししました。削ることで剥けていた塗膜が剥がれて綺麗になめらかになります。
小さい頃、古い家の木部とか、ペラリと剥ける場所があってよく剥いて怒られた……なんて経験がある人もいるんじゃないでしょうか。それを、遠慮なくマジックロンで剥いていくのは中々気持ちの良い作業です。ベランダの手摺りは一見綺麗なのですが、足元の方がかなり錆ついていたので、これもサビを削るためにケレンします。
下塗りは、塗料を密着させるための接着剤のようなものです。同時に、古い塗膜を剥がしたせいでスカスカになってしまった壁の補強にもなるので、たっぷりしっかりと染み込ませます。
さらに中塗りの塗料もしっかりたっぷりと厚みをつけて塗ったので、中塗りでも艶も厚みも出ました。木部の格子部分はたくさんあるので、星野が気合いを入れて一本一本しっかり塗っていきます。下塗りの状態では、絵で言う下書きの状態なのでまだまだですが、これから着色(塗装)に入れば全体の雰囲気が変わってくるので、完成を想像して今日の作業は終わりました。
サビ止めは赤錆の色で行いました。鉄部もだいぶ傷んでいたので、がっちりケレンして錆が浮いてこないようにしてから錆止めを塗ります。この後はこげ茶の塗料で中塗りです。
さて、作業工程も8日目に入ってくるとすでに出来上がった部分も出てきます。乾いている場所は窓や床と同じように汚さないようにマスカーで養生してしまいます。完成している、または下塗りまで完了している木部を汚さないようにマスキングしますが、その際ローラーがこぼれてしまわないよう先にダメ込みをしておきました。他にも角などは先に刷毛やピンローラーで塗っておきます。こうすることで、ローラーでの作業がスムーズに進むからです。
荒れた玄関は最初にサンダーで削っていましたが、実は赤茶色の綺麗な扉……綺麗に取り払ったドアはベージュでそれも素敵ではありますが川口が元々のドアの色に仕上げます。この後、中塗りと上塗りをしてもっと素敵なドアにします。
養生をはがすと一気に全体的に綺麗さが際立ちます。ここでしっかりと手間をかけて養生しておけば、余計な塗料の付着や掃除がないので、余計に家の周りを歩き回らずにすっきりと引き上げられますので、養生はやっぱり手が抜けません。
そういえばさっき色付けと下塗りまで終わらせていたドアですが…綺麗に仕上がりました。厚みのある艶感で、立派な玄関の完成です。枠の色とマッチして素敵です。
最後は、各所の塗り残しがないか確認し、掠れがあったらタッチアップと言って刷毛で埋めて、工事終了と相成りました。
外壁と屋根上、門塀の高圧洗浄
家1軒丸ごと洗浄。こびり付いた埃や苔などの汚れをしっかりと洗い流します。
- 川口が高圧洗浄に使う機械の点検中です。ガソリンもオイルも抜かりなく準備されているか確認します。
- 高圧洗浄機の圧力の点検をしています。圧力も問題なし。高圧で噴射される水流はゴム靴に穴を空けるほど。手で触れると怪我をしてしまう勢いです。
- 川口が軒裏からしっかりと洗いました。汚れを含んだ黒い水が外壁に伝って流れていきます。周囲にも汚水が飛び散るので防水用のジャケットを着ての作業です。
- 壁や雨戸、網戸と洗いました。土や苔でかなり汚れていましたが、圧力をかけて水圧で洗います。汚れていた壁が綺麗になりました。
- 玄関の上の瓦の周りは苔で固まっていました。この上から塗装をしても定着しないので、高圧水流で丁寧に削り落していきます。
- 雨の日の高圧洗浄でした。苔は濡れるととても滑りやすくなる為、晴れの日でも足元に注意しながらの作業ですが、この日は特に怖かったです。足場につかまりながら作業しました。
- 門壁の笠木の上も汚れていたので、川口がガッチリと洗い流しておきました。見て分かるように高圧洗浄で流れた汚水はメッシュシートで覆わないと遠くまで跳ねてしまいます。近くに車があったら専用のカヴァーを張らせて頂き、作業する日の洗濯物はご遠慮頂いています。
- 川口が洗い終わった所を点検している所です。汚れを残さず徹底的に洗浄をする事が塗料の食いつきを良くする第一歩目です
木部の下地処理、玄関ドアのサンダーケレン
古い塗膜や剥がれを念入りに削り落して、塗装前の下地処理。
- 川口がサンダーを使い、汚れたドアの上膜を剥がす作業をしています。サンダーを使って、約2時間後にはようやく下地が出てきました。
- 白っぽい下地が出て、扉の色が変わりました。サンダーかけの後は、埃や削り粉が凄いので集塵機で吸い込みました
- 星野が金ベラを使い木部の弱った塗膜を取り除きました。古い、弱った塗膜の上から塗装をしてもすぐに剥げてしまうので念入りに行います。
- 天井はマジクロンを使って目粗しをしています。目粗しをする事により塗料の食い込みが良くなって剥がれにくくなり、保つが良くなります
- 荒れた所は特にマジクロンで擦り、下地を滑らかにしていました。上を擦ると削り粉が上から降ってくる形になるので全身にかかりますが、目に入らないように気を付けます。
- 南側は特に荒れていましたので、ほとんどが塗膜が剥がれ落ちました。この上から塗装をしても保ちの悪い仕上がりになってしまいます。剥がれ落ちる所が無くなるように念入りに古い塗膜を削っていきます。
- ベランダの手すりです。見た目は綺麗ですが、下の方はかなり錆びてましたので、ケレンは特に念入りに削りました。この後で錆び止めを塗布します。
木部・門塀・外壁の下地処理と下塗り塗装
古い塗装はしっかりと削り落とし、補修出来る部分は全て直してから塗装をします。
- 星野がマスクを被り、狭い所へ入る所です。狭い所でのケレン作業は全身に古い塗膜や汚れが落ちてくる為、目に入らないよう注意しながら作業します。
- 竹内が旧塗膜を削り落としています。弱くなった塗膜を落として、塗料の密着を良くする為です。この作業を怠ると古い塗膜から剥がれてしまったりもするので、念入りに行います。
- 外壁の膨れは金ベラで削り落としてから、下地調整を行います。この上から塗装をして、旧塗膜とともに剥がれ落ちてしまっては意味がないので、念入りに削ります
- 古い塗膜でも、しっかりとついている所もあります。後で剥がれてこないよう、力を入れてしっかりと削り落としておきます。
- しっかりついている所でも、塗料を塗ると剥がれる時があるので、星野が頑張って金ベラで古い塗膜を剥がしました。
- 竹内が内塀の角の欠けた部分をパテを使って補修しました。塗装前に直せる所は全部直しておきます。
- しっかりと3回パテを塗り、ようやく形が出来ました。今はパテの部分だけ目立ってしまっていますが、この上から塗装を塗り重ねると元通りの形に近づきます。
- 壁に入ったクラック(ひび割れ)はコーキングでしっかりと埋めました。クラックは放っておくとどんどんと広がり、やがて漏水の原因にもなるので隙間なく補修しておきます。
- 星野が門壁を密着度を高めるために浸透性のシーラーを塗ります。サフェーサーと違って外壁に染み込むので、剥がれ防止になります。
- 星野が、弱って削り落とした壁の下地処理をしている所です。これにより段差が無くなりフラットに修復されます。
面格子など木部を専用の下塗りで塗装
傷んだ箇所に塗料を吸い込ませて、光沢ある塗膜を作る為の下準備。
- 星野が仕事の準備をはじめました。塗料を確認した後で良く撹拌し、塗料を使える状態にします。
- 星野が軒裏をローラーでたっぷりと塗料をつけて塗りました。荒れた軒裏なので吸い込みが激しかったですが、吸い込みが収まるまで何度も塗り重ね塗膜を厚く重ねています。
- 足場の高さが高すぎて首がとても疲れたそうです。全ての作業箇所に合わせて足場を作る事が難しい為こういう作業場面も出てきますが、それでも腰を折り体勢を変えて作業を進めます。
- ローラーで厚みをつけて塗ったので、1回目なのにこれだけの艶がでました。この後にまた塗り重ねて光沢ある塗膜を重ねていきます。
- 川口が面格子を刷毛で厚みをつけて塗っています。格子裏は塗装しない箇所なので、付けないように気をつけながらの作業です。格子1本づつ三面を手早く塗っていきます。
- 木部もかなり荒れていたので、木目に塗料が染み込むように丁寧に塗らせてもらいました。口元を引き締めて真剣な表情で塗装をする職人・川口です。
- 手元が足場で見えにくいですが、続けて格子の塗装の様子です。下の方は傷みも進んでおり、かなり塗料を吸い込みました。存分に吸わせて、厚い塗膜を作り上げていきます。
- 星野も刷毛で厚みをつけて塗っています。木部は塗りムラなどが起きやすいので、高度な技術を要する難しい塗装とも言えます。だからこそ、美しく仕上げようと気合も更に入ります。
- 星野が密着力を高める為に、木部専用の下塗り塗料で塗装しています。傷んだ部分ほど塗料の吸い込みが激しい為、下塗り塗料を吸わせて吸い込みを抑えておきます。
- 同じく。下塗り材をふんだんに塗布しておくことで、上に重ねる塗料の塗りムラを出にくくし、均一な塗膜をつけていくことができます。
- 星野が面格子を塗りは始めました。この格子を1本1本塗り重ねていきます。たくさんあるので、星野も気合が入っている様子。下塗り12まだまだ下塗りです。上塗りを塗装すると、全体ががらりとかわります。明日からが楽しみです。
- まだまだ下塗りです。上塗りを塗装すると、全体ががらりとかわります。明日からが楽しみです。
木部の下塗り、鉄部の錆び止め
細かい所の下地処理を丁寧に行う事で剥がれにくい塗膜を手に入れる。
- 川口が鉄部の錆をケレンして落した後に刷毛で錆止め塗料を塗っています。
- ローラーの入りにくい所は先に小さな刷毛で塗っておくと、ローラーで塗装する時に綺麗に仕上がります。塗料缶と合わせてもった大小の刷毛とローラーを箇所によって使い分け、ムラなく塗り進めていきます。
- 敷居の下にも鉄部がありましたので、刷毛で厚く塗料を塗り重ねました。赤く塗られている部分が錆止めが塗布された所です。厚い塗膜が陽を反射して光沢が出ていますね。
- ベランダの錆止めを塗りました。弱くなった塗膜はスクレーパーで削り落とし、下地調整する事によって後に塗り重ねる塗膜がしっかりと密着するようにします。
- 塗料の密着を良くする為に、格子状のベランダ1本1本を隅々までしっかりとケレンしてから錆び止めを塗りました。手間を惜しまず下地調整や下塗りをしっかりと行う事によって、トラブルを防ぎます。
- 錆び止めを塗布した所の様子。厚く塗り重ねる事で多少の傷みは下塗りの時点で補強する事が出来ます。接続部は細かい隙間がありますが、その部分は小さな刷毛に持ち替えて隅まで錆び止めを塗り込みました。
- 樋つりの金具も、しっかりケレン。ガッチリ塗装。一か所づつ丁寧に錆止めを塗りました。
- 玄関周りも鉄部は錆び止め。木部も専用塗料を使っての下塗りです。塗料を材質ごとに使い分ける事も重要な事の1つです。
- 星野が刷毛で塗膜に厚みをつけて塗りました。陽が顔に当たって眩しそうでしたが、目を凝らして漏れや掠れ、垂れが無いよう仕上げていきます。
- 狭い所やローラーが入りにくい所は刷毛で塗り進めました。細かい作業の繰り返しなので神経の使いどころです。格子の後ろは塗装しない所なので、塗料を付けてしまわないよう慎重に作業します。
隙間の無い養生と外壁の下塗り
塗装の前に行う重要な作業。隙間無く養生を施して、周囲に汚れを付けません。
- 川口が塗料の飛散で床を汚さないように端までしっかりと養生しました。足元は良く動く為、破れないよう厚い素材で覆っておきます。
- 星野はサッシを汚さないように養生しています。細かい作業の連続ですが、少しでも隙間があると塗料が入ってきてしまい養生の意味がなくなってしまいます。押さえつけるように養生を隙間無く張っていきました。
- 竹内は仕上げた木部を塗料で汚さないように、ビニールで養生しています。脚立に乗って、隙間がないように確認しながら、キッチリ張っていきます。
- 星野のしている所の養生は少し高い所なので星野も背伸びしながら、シッカリと押えて隙間無く養生していました。
- 竹内が下塗りを行う準備をしています。水の量を測って入れてメーカーが定めた希釈率に合わせて塗料を薄めていきます。薄めすぎてしまってはどんな高級塗料でも効果を発揮してくれません。
- 戸田が足場の悪い中で作業をしています。落ちないように 右手にローラー、左手に鉄パイプを掴みながら塗りました。クサビ足場を使うと近くに塗料缶を置いておく事が出来る為、こういう作業も出来るようになります。
- 竹内は高さ的に足場が邪魔な高さのため、伏せるような腹這いで塗っています。大変塗りづらい体勢ではありますが、限界まで手を伸ばして塗りムラなく塗装を進めました。
- 星野が外壁の下塗り中です。ローラーで厚みをつけて、塗料をたっぷり塗りました。長年風雨に晒されて傷んだ外壁に下塗り材をたっぷり吸わせる事で、後に塗る塗膜を綺麗に仕上げる事が出来ます。
- 小さなクラックなどは下塗りを厚みをつけて塗装、埋めました。クラックが多いお宅の下塗りにはクラックに強い柔軟性のある下塗り材を塗り込む事で、それ以上のヒビ割れや漏水を防ぐ事もあります。
- 少し剥がれた所があり、星野が模様(パターン)を付けてぼかすように塗りました。門壁に塗っている白い部分が下塗りを終えた所です。
- 木部の隅々は、金ベラなどで汚れを剥がしています。角に汚れが溜まってしまいますが、そのまま塗装すると剥がれの原因になったり。仕上がりの見目も悪くなったりします。
外壁の中塗りと上塗り、門壁のパテ角出しと中塗り
欠けた門壁の修繕と、だめ込みをしてからの外壁塗装。
- 星野が壁をローラーを使い、塗膜に厚みを付ける為にたっぷりと塗料を含ませたローラーで外壁を塗り進めています。
- 木部との境は刷毛で塗りました。このようにローラーが入らない部分を先に刷毛で塗っておく事を「ダメ込み」と言います。紫の部分は養生と言われ、塗る必要がない部分を覆ったり綺麗に色分けの線を出す時に用います。
- 戸田がローラーを使って外壁の中塗りを塗っていました。養生をしてあるので周りを汚す心配は無いとは言え、配管裏の塗装も細い刷毛を使ってムラの無いように塗り重ねていきます。いつも以上に時間をかけ慎重に行いました。
- 戸田が面格子の下は初めに刷毛で塗っておき、大きな所はローラーで一気に塗り進めました。先ほども紹介しましたが「ダメ込み」と言われる作業です。こうする事によって塗料のはみ出しが少なくなり綺麗な仕上がりとなります。
- 星野もローラーで厚みをつけて塗りました。適度な希釈率の塗料を繰り返し塗り重ねることで、長く家を保ってくれる厚い塗膜が出来上がります。
- 竹内と星野が二人並んで狭い所をローラーで塗っています。二人が腰かけているのはクサビ足場。安定感のある足場で、塗料を置く他、こうして腰をかけての塗装が可能になる安定具合です。
- 川口が戸袋の下をローラーで塗っています。見にくい所なので寝転び覗きながら塗っている所です。見えない部分だからと妥協する事はありません。
- 竹内が木部の周りを刷毛で塗り、ダメ込みをしています。木部には木部用の鉄部には鉄部用の塗料があり、使い分ける事によってそれぞれの耐久度が ぐーんと上がります。
- 少しピンボケしてしまっていますが、戸田が外壁の上塗りを始めました。
- 星野は壁の下部をローラーを使って塗装しています。特に汚れやすく傷みやすい所なのでたっぷりと塗料を塗り重ねました。
- 外壁の角が割れていたのでパテで補修して角を直しました。この上から塗装をしていきます。
- 星野が中塗り塗装しました。下塗り・中塗り・上塗りと厚い塗膜を重ねる事で耐久度も上がり、艶ある光輝く家になります。
玄関ドアの中塗り、門壁の上塗り、養生バラシ
塗装しない所を保護していた養生を剥がし、サンダーケレンをした玄関扉に色を付けました。
- 荒れた玄関ドアをサンダーで削り、薬で塗膜を落としました。サンダーで削るのはとても大変でしたがケレンはとても大切な為、しっかりとやらしてもらいました
- 川口が、下塗り・色付けをして元のように塗りました。細かいところは刷毛で丁寧にゆっくり作業を行っていました。
- 上に同じ。扉の取っ手部分以外には養生を施していない為、はみ出したり垂れたりしないように刷毛を使って慎重に線を出していきます。
- 色付けの後は中塗りで吸い込みを止めて、あとは明日クリヤーで仕上げるつもりです。明日玄関の作業が終わるので仕上がりが楽しみです。
- 養生バラシです。木部を汚さないように、しっかりテープ養生したおかげで、汚さずにすみました。それは、しっかり養生をしていたおかげです。
- 戸田も養生をきちんとしたお陰で、汚さずにすみました。今は壁の作業が終わったため戸田が養生をバラしているところです。
- 星野は水道の廻りを丁寧に養生をバラシています。養生を丁寧に張れば、汚さずに済み、あとの掃除がないので、とても楽です。
- 竹内は、門壁をローラーで厚みをつけて、たっぷりと塗りました。地面も汚さないように布シートを敷いて作業を行っていました。
傷んで荒れた木部や鉄部の塗装
傷んでいた木部・鉄部に十分な塗料を吸わせて、艶ある仕上がりに。
- 内部から面格子の裏側を塗装する為、お家にお邪魔させて頂きました。寝室を汚さないように、マスカー養生します。作業を行う際も飛散させないよう気を付けてやっていました。
- 戸田が木部の狭い所を小さな刷毛を使って塗りました。時間をかけて掠れのないよう、たっぷりと塗料を含ませた刷毛で作業を行います。
- 戸袋の下は、刷毛で厚みをつけて塗りました。覗かないとしっかり塗れているか分からないため覗きこんで材料をたっぷり付けて掠れのないようしっかりと塗りました。
- 高さ的に塗りにくい足場でしたが、塗りにくい足場でも材料をしっかりと付けて塗膜を付けて塗っていました。
- 戸田も不安定な足場で かなり大変な体勢での塗装作業でしたが、それでもしっかり塗膜を付けていました。
- 樋の塗装は大小の刷毛を持ち、厚みをつけて塗りました。体勢もキツく大変でしたが、しっかり塗膜を付けていました。
- 竹内が鉄柱の中塗りをしています。たっぷりと塗料を乗せた刷毛でムラなく塗る事で、陽を反射する光沢ある塗膜に仕上がります。
- 戸田が手すりを刷毛で塗りました。ローラーが入りきらない場所は先に刷毛で塗っておくことにより、塗り残しが無く綺麗に仕上がります。
- 戸田が木部の上塗りをしています。かなり傷んでいたので本来は3回塗りの所をもう1度塗り重ね、計4回塗りました。十分に塗り重ねた結果、ようやく吸い込みも収まって綺麗な艶のある仕上がりになりました。
玄関ドア・樋の上塗り、塗り残しが無いかの最終確認
塗り残りや掠れが無いか時間をかけて見直し、修正します。
- 川口が玄関の枠周りを小さな刷毛で狭い所から塗り始め、大きな面はローラーで刷毛むらを消しながら仕上げていきます。
- 玄関ドアは塗料が流れないように隅々に溜まったニスを川口が取り除いています。
- 仕上がったドアや枠周りはお家の雰囲気に合う、落ち着きのある重厚な艶に仕上がりました。
- 川口が天井周りの掠れ、塗り残しが無いか点検中です。脚立に乗っての点検だった為、上り下りが大変でしたが細かく点検をしていました。
- 曽根カズが足場の下の方で塗り残しがないかの点検中です。点検も時間をかけてしっかりと手直しをしていました。
- 竹内は立樋の上塗りです。狭い所や下の方は、特にカスレ、塗り残しになりやすいので しっかりと確認している所です。時間をかけて手直しをしていました。
- 下屋根の天井です。私、川口が潜り込んで塗りました。塗装する所が大変狭かった為に出来るだけ体を奥まで潜り込ませ、材料をたっぷり付けて塗膜をしっかりつけました。
参考動画 木部の多い住宅の施工
〇施工日 2009年4月の工事記録です